小学3年生の秋。夕暮れどきのリビング。
ふいに涙が流れた。
そのあと、物悲しくなった。
いつか死ぬんだ、とはじめて理解した。
台所の母のもとに、パタパタと駆け寄った。
「僕もお母さんもいなくなっちゃうの?」
あのときの夕暮れが、いまでも残っている。
なんで生きているんだろう。
なんで、いまここにいるんだろう。
それは絶望なんかではなく、
途方もないなにかへ手を伸ばす感覚。
この気持ちを、この感覚を抱えていよう。
なんの役には立たないとしても。
迷い、書を読み、語りあう。
明日、明後日じゃない。
何十年後かもしれない。
あたたまるまで、ゆっくり、ゆっくり。
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とろ火の火守り。1995年生まれ。Webメディアの編集長などを経て、人生を迷い続けるための道を迷い中。空を見上げるのが好き。
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